仏のことば その13

こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
「微妙な関係」「微妙なニュアンス」「微妙な答え」「微妙な響き」・・・。
この「微妙」(仏教では「みみょう」)という言葉の真意はなかなか掴み取りにくい。
「細かいところになんともいえない、表現しにくいものが含まれている」というのが説明とされていますが、受け取り方によって、あいまいさがこめられているとも、考えられます。
しかし、この語の本来の意味はあくまでプラスのニュアンスを持っていました。
例えば、釈迦の教えは微妙である、という用い方をします。この場合は、どちらにも受け止められる言葉ではなく、釈迦の言葉には、細かい部分にとてつもなく深い意味が込められているという表現なのです。
だから、真剣に聞かねばならない、という教えになるようです。
私の微妙な文章もじっくり読めば、細かい部分のとてつもなく深い部分がわかるかもしれませんよ・・・。

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